前回の続きのギャルサー

足を運んでいただき有難うございます、今回は前回の続きのギャルサーの事について話して行きたいともいます。


ギャルサーでクラブイベントやパーテイーに参加できるようになって、チラシにも載り、まあまあ名前が知れていきました、サークルが出来てから半年くらいですかね、そしたら色々な小さいサークルとか、ただひっそり活動するだけの和(なごみ)サークルとやらもでてきて、数えきれないほど増えていきました。そのうちに姉妹サークルとか兄サークルとか弟サークルとかも出来てよくわからないです。


そして、当時札幌で一番盛り上がってたキングムーというクラブがありました、たいていそこで、イベントを開催してたんですけど、イベントに参加できるってことはタダではいれて、でかい面してイベンターみたいな顔できるなと、思っていたら、【チケットノルマ!!】!!みたいなおまけがあり、


今まで集まってミーツだけしかしてこなかった私は大きな問題です、しかもまだ高校生ですから顔も広いわけないですし金ないしやるのは夜だし、パー券(パーティー券)を売るのも一苦労ですよ、


当時、僕は全日制の学校に行ってたんで、ギャル男にもなりきれてないですよ、私立で偏差値が低いのに拘束がやたら厳しく、頭髪検査も半月に一度あるので、髪の自由もできずにギャル男気取ってこれからパー券をさばこうとしている売るわけですよ。


やっぱり周りは定時制とか、学校行ってないでギャルサー命みたいな人たちが日々目に映るので、俺も髪染めてえな、やめてえな、だりいとか思うようになるんですよね。で、服装も変わってくるんですよね、ムートンブーツはいたり、昔のヤマンバ(ギャルの最強級)を目指しかけたり。


そんなんでパー券売りを始めていくんですけど、高校終わったら街に繰り出してビラ配りが始まります、結局見た目も髪型もギャルには程遠いんので中々うまくいきません、ノルマは最低5枚ですけど一枚1500円なので、


自腹を切ると当時の高校生の僕からしたら一万円近くはマジできついです。。そしてネットでも声を掛けますが当日大体来ないんですよね、ドタキャン音信不通は当たり前でした。そして当日チケット余ったまま、最後の望みをかけてCLUB入り口前を陣取って声かけると、


意外と道行く人って不思議ですね、足がとまるんですよ、一か月も前から声かけてきて全然売れなくて、当日に目の前に立つと、5,6人とか一気に入るんですよ。なんか悲しいのか嬉しいのかわからないですが不思議な気持ちになりました、


当時は結構年齢確認とかもゆるくてほぼしていませんでした、それだけ必死でした。もちろん自腹切る者もいました。なんか想像していたのと、クラブを手伝うのが違ったなと感じた瞬間でしたね。


当時クラブの日は親がうるさかったので夜中静かに家を出て、制服持って街に繰り出し、クラブにいき朝寝ないで学校に行くということを繰り返し、なんか周りと生活が違いすぎて学校もつまらねえなーとか思っていました。


次第に調子に乗って髪をメッシュにして、鼻と口にシリコンピアスはめて、学校の日は黒スプレーして制服だけど自由だみたいな優越感に一人で浸ってた時に、ある日髪にムラがあることが学年主任にばれました、その結果、ギャル男の命の襟足を工作ばさみで襟足を切られ、おまけに周りもちょうどよい長さに工作ばさみで切られ、おかっぱちゃんになりました。うちの学校先生が平気で生徒の髪切ってましたから、女子は100均の化粧落としで化粧を落とされてブチ切れてる人もいました。


いやいやもう大変ですよ。襟足が無いから、なるべく襟足をブレザーの紺色の襟に被せようと頭をあげながら過ごすので毎日疲れます。その日からしばらく一般の髪してる人さえ羨ましく感じたのは言うまでもないです。   ほんと訳が分からないくらい自由ができない結果悲惨な結末が起きましたね。


その後、僕はパッチエクステというものを買い何とか過ごしてましたが、ギャルサー活動はそこまで来るとお手上げですね。なにもできません、こんな髪なので次はそこそこ名前が通ってるギャル男サークルに誘われました(笑)全員男です、とりあえずそこに名前は知っていたので入りましたが、



今までのサークルより大きかったので、イベントのノルマもきつくなりました、そんな日々で、海で行われた野外イベントが本当に最悪な結末でした!!
今までのサークルより大きかったので、イベントのノルマもきつくなりました、そんな日々で、海で行われた野外イベントが本当に最悪な結末でした!!
今日は飽きてきたと思うのでここまでにします、周りから良いと思うように見えても蓋を開けたらつらい現実が待っているんだなと思いました、


まあ、でも良い経験です、


では、おやすみなさい。あなたのスキが力になります。

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